第IV部画面を知る
第15章
Rules — 自動化ルール
ルールは、Controller が単なるダッシュボードから自動制御装置へと変わる場所です。「センサーがこの値を超えたら、これをオンにし、あれをオフにし、それをドージングする」。ルールは最大 24 件で、画面に表示されている順に評価されます。
15.1 ルールの構造
Create New Rule(新しいルールを作成)をタップし、センサーを選んで、文を組み立てます。
- If(条件) — 監視するセンサーです。
- 比較演算子 — より大きい(>)またはより小さい(<)。オン/オフ型のセンサー(水位、漏水)では、常に一致の比較になります — On か Off です。
- 値 — 動作を開始する点です。
- With tolerance of(許容幅) — 神経質なオン・オフの繰り返しを防ぐ余裕です(下で詳しく説明します)。
- 電源タップ — 電源タップごとに、オンにする、オフにする、何もしない、のいずれかを指定します。
- ドージングポンプ — ポンプごとに、ドージングする、または何もしない、を指定します。ルールによるドージングの最小間隔も設定します。
15.2 許容幅こそがルールの要
許容幅は、設定値のまわりに不感帯を作ります。ルールはセンサーが 値 + 許容幅 を超えたときに動作し、値 − 許容幅 を超えて戻ってきたときにだけ解除されます。これがないと、設定値の付近で揺れているセンサーが、1時間に何十回も機器をオン・オフしてしまいます。
15.3 ルールの状態
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| Disabled(無効) | ルールは存在しますが、オフになっています(「Active?」のスイッチが No) |
| Standby(待機中) | 有効だが、条件がまだ満たされていない — 通常の状態です |
| Running(実行中) | 条件が満たされ、指定した動作が有効になっています |
| Conflict(競合) | ルールが動作できません — 下を参照してください |
15.4 競合
ルールは、求めていることを実行できないときにConflict(競合)になり、ステータスバーのアイコンが点灯します。
- 対象の電源タップが手動モードで、ルールが求める状態と反対になっている。
- 順位が上の別のルールが、同じ電源タップを反対方向にすでに制御している。
- その電源タップの Powerbar が接続されていない。
順位が決め手になります。ルールは上から下へ評価され、Order(順序)列の矢印でそれぞれの位置を変えられます。安全に関するルール — 漏水、水位 — は、快適さのためのルールより上に置いてください。