第V部実際に働かせる
第19章
最初の7日間
この章は道順です。機器を設置したばかりであれば、これに従ってください。1週目が終わるころには、あなたの水槽に合わせて調整された Aquarino KH と — さらに大切なことに — なぜそう調整されているのかを理解しているという自信が手に入ります。
1日目 — 設置とキャリブレーション
- 機器、チューブ、電極を設置します(第4章・第5章)。
- アプリをインストールし、アカウントを作成し、機器を追加します(第6章・第7章)。
- 信頼できる試薬テストを使って、完全キャリブレーションを行います(第10章)。
- 目標値とマージンを設定します(第14章)。補正は当面オフのままにしてください。
- 測定間隔を 1時間に、通知を Always(毎回)に設定します。
2日目・3日目 — 観察する
- 何も変更しないでください。機器に測定させておきます。
- 1日に1回、Graphs(グラフ)を開いて直近24時間を見てください。
- 両方のチャンバーのエアレーションを確認してください(第13章) — 測定の品質にもっとも影響する調整です。
3日目の終わりには、次の問いに答えられるようになっているはずです。自分の水槽の KH の1日の変動幅はどれくらいで、それは照明時間に沿っているか?
4日目 — 試薬テストと突き合わせる
- 機器と同じ時刻に、同じ採水地点から試薬テストを行います。
- その時刻に測定された値と比較します。
- 差がテストキットの誤差(± 0.30 dKH)より小さければ問題ありません — 再キャリブレーションはしないでください。
- 差がそれより大きければ、部分キャリブレーションを行います(第11章)。
5日目・6日目 — 補正を有効にする
- 3 in 1 のバリング法を使っている、または安全網が欲しい場合: Buffer Doser(バッファードーサー)を Normal モードに設定し、容量をキャリブレーションします(第16章)。
- カルシウムリアクターを使っている場合: Co2 Port を有効にし、1時間ごとの割合を観察し始めます(第17章)。
- Logs(ログ)でイベントの記録を追い、機器がどのような判断をしているかを確認します。
7日目 — 調整して落ち着かせる
- カルシウムリアクター: ポートが理想的な範囲に収まるよう、バブルカウンターを調整します(照明の点灯中は 75〜90%、消灯中は 15〜30%)。
- ドーサー: 1日の上限に達したという通知が出ている場合、問題は主となる補充システムの側にあり、Aquarino KH の側ではありません。
- 通知を Always(毎回)から Off target(範囲外のみ)に変更します。
- システムが安定していれば、測定間隔を 2〜4時間に広げてもかまいません — ただし Co2 Port を使っている場合は、1時間ごとの測定が必要です。