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Aquarino KH — ユーザーマニュアル · 印刷元 manual.aquarino.com.br/ja/kh/12-ph-denkyoku-kyaribureshon-to-kenzen-do/

第IV部キャリブレーション
第12章

pH電極 — キャリブレーションと健全度

この画面には、電極に関するすべてがまとまっています。現在の測定値、健全度の指標、設置日、電極のお手入れ、そしてキャリブレーションのアシスタントです。Configuration → pH Probe(設定 → pH電極)から開きます。

pH Probe 画面。測定値、Calibrate probe ボタン、健全度、設置済みの電極、電極のお手入れ。
pH Probe 画面。測定値、Calibrate probe ボタン、健全度、設置済みの電極、電極のお手入れ。

12.1 電極の健全度

健全度の指標は、信号のノイズ、スロープ、オフセット、電極の使用期間という4つの要素から電極の品質をまとめた、0〜100% の値です。ホーム画面のインジケーターにも表示されます。

範囲評価対応
90〜100%非常に良好信頼できる状態です — 対応は不要です
75〜89%良好通常どおり運用できます — 傾向だけ見ておいてください
55〜74%普通電極を再キャリブレーションし、交換の計画を立ててください
55% 未満不良電極を交換してください — 測定が信頼できなくなります

12.2 電極交換の記録

画面には、設置日、電極を使い始めてからの日数、推奨される交換日が表示されます。電極を交換したら、Log probe replacement(電極交換の記録)をタップして、このカウントをリセットしてください。

新しい電極はキャリブレーションされていない状態で使い始めます。画面には Probe not calibrated(電極未キャリブレーション)と、New calibration required.(新しいキャリブレーションが必要です)という注意が表示されます。どちらも、12.3 節のアシスタントを最後まで終えると自動的に消えます。

12.3 2点キャリブレーション

電極のキャリブレーションは、機器が水槽の実際の pH を表示するためのものです。KH を測定するために必要なものではありません — 2.4 節を参照してください。

Calibrate probe(電極のキャリブレーション)をタップします。アシスタントが開き、4つのステップを常に同じ順番で案内します。所要時間は約 50分を見ておいてください。各点で20分の安定待ちがあります。

ステップ内容
1 · Prepare(準備)用意するものと、電極についてもっとも大切な注意をアシスタントが確認します
2 · Low point(低い点)電極を pH 7.00 の校正液に入れ、20分の安定待ちのあと、1つ目の点を記録します
3 · High point(高い点)同じことを pH 10.00 の校正液で行います
4 · Done(完了)電極のキャリブレーションが済んだことの確認と、電極のスロープ
ステップ 1 の Prepare と、カウントダウン中のステップ 2 の Low point。リングは Stabilizing(安定化中)で、キャリブレーションのボタンはまだ押せません。
ステップ 1 の Prepare と、カウントダウン中のステップ 2 の Low point。リングは Stabilizing(安定化中)で、キャリブレーションのボタンはまだ押せません。

ステップ 1 · Prepare(準備)

始める前に、次のものを用意してください。

  • 新しい校正液を2本。pH 7.00 と pH 10.00 — 製品に付属のものです。
  • 校正液ごとに容器を1つずつ。
  • すすぎ用のきれいな水道水。

各点の値は固定されています。アシスタントは、低い点には常に pH 7.00、高い点には常に pH 10.00 を使います。Next(次へ)をタップします。

ステップ 2 と 3 · Low point と High point(低い点と高い点)

2つの点は同じ手順で進みます。違うのは校正液だけです。

  1. 電極を水道水ですすぎ、柔らかい紙で水気を取ります。ガラス球はこすらないでください。
  2. 電極を校正液の容器にそのまま入れます — 低い点では pH 7.00、高い点では pH 10.00 です。ガラス球を容器の底に当てないでください。
  3. Probe in place — start stabilization(電極をセットした — 安定化を開始)をタップします。20分のカウントダウンが始まり、リングが少しずつ満ちていきます。表示は Stabilizing(安定化中)で、終わると Stable(安定)になります。
  4. カウントダウンが終わるまで、電極を動かさないでください。カウントダウン中は、リングの下の文 Keep the probe still until the countdown ends.(カウントダウンが終わるまで電極を動かさないでください)がこのことを知らせています。終わると、文は Reading stable — you can calibrate the point.(測定値が安定しました — この点をキャリブレーションできます)に変わります。
  5. Stable reading(安定した測定値)と表示されたら、Calibrate Low Point(低い点をキャリブレーション) — または Calibrate High Point(高い点をキャリブレーション) — をタップします。アシスタントは自動的に次のステップへ進みます。
画面の表示意味
キャリブレーションのボタンが押せないカウントダウンがまだ終わっていません。20分が過ぎるまでボタンは押せません — 飛ばすことはできません
Restart countdown(カウントダウンをやり直す)カウントダウン中に表示されます。電極が位置からずれたり、動いてしまったりしたときに使います。カウントダウンは20分に戻ります
Sent to the device(機器に送信しました)低い点のあと: コマンドが機器に届いたことを示します
Saved and confirmed by the device(機器が記録し、確認しました)高い点のあと: 電極のキャリブレーションが済んだことを機器が確認しました
カウントダウンが終わったステップ 3 の High point。Stable reading と表示され、ボタンが押せるようになっています。隣はステップ 4 の Done で、電極のスロープが表示されています。
カウントダウンが終わったステップ 3 の High point。Stable reading と表示され、ボタンが押せるようになっています。隣はステップ 4 の Done で、電極のスロープが表示されています。

ステップ 4 · Done(完了)

アシスタントに pH probe calibrated(pH電極のキャリブレーション完了)と表示されます。電極を水道水で洗い、水気を取って水槽に戻してください。同じ画面に電極のスロープが表示されます — 理想値に対する割合(%)で表した、電極の感度の評価です。

スロープ評価対応
90〜105Good(良好)電極は良い状態です
80〜89Attention(注意)電極が劣化してきています — 交換の計画を立ててください
80 未満Replace(交換)スロープが低くなっています — 電極を交換してください

Finish(完了)をタップしてアシスタントを閉じます。画面には Probe calibrated(電極キャリブレーション済み)と表示されるようになります。

12.4 電極のお手入れ

同じ画面にある PROBE CARE(電極のお手入れ)のパネルには、電極を長持ちさせるためにもっとも効果的な3つのルールがまとめられています。

お手入れ理由
Every 3 months(3か月ごと): pH 7.00 と 10.00 の校正液でキャリブレーションする電極は時間とともにずれていきます。再キャリブレーションすることで、表示される pH を信頼できる状態に保てます
No reverse osmosis(RO水を使わない): 電極のすすぎや保管に絶対に使わない塩類を含まない水は、ガラス球と内部電解液を傷めます
Never dry(乾かさない): ガラス球を常に湿った状態に保つ乾いてしまったガラス球は感度を失い、回復しないことがあります